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味噌汁の出汁


昨日は寝てしまった。

イマンジーの弱みは睡眠です。

ふと味噌汁飲んで思う。

味噌と水で出来ている味噌汁に出汁って言う要素が加わると美味しい味噌汁が出来るじゃない。

でもパッと見は水と味噌しか見当たらない。

出汁はあくまでも隠れています。

ってか見えません。

作ってる途中を見ていれば出汁の工程が見えますけどそうじゃないとわからずじまい。

だけど味わいとして確かにそこにあるんです。

コレね。

ミックスでも同じじゃないかな。

実際に聴こえる音だけが全てじゃない。

聴こえない音にも意味があって混ぜ合わせていくんですよ。

味噌汁の要領で。

編曲もそうです。

同じフレーズをユニゾンで演奏してどっちかの楽器の音が埋もれてしまったとしても、やった方がイイ場合だってある。

あくまで出汁としての音。

隠し味ならぬ隠し音。

結果だけ見るとすごく簡単そうなコトでも途中はすごくいろんなコトやってるもんです。

判断をする時って目の前にある自然な答えだけ見ていてもわかるコトが少ない。

途中を想像した時、そこに誰もが出来ない発想があるからこそ、簡単に見える結果に凄さが加わる。

簡単じゃん。

こう言ってしまうのは物凄く簡単です。

でもその簡単そうなコトを自分が出来た上で簡単って言うのは誰もが出来るコトではない。

本当に簡単に見えるコトってのがあるとすればほぼ誰も真似できないんです!

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