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物差しの種類


睡眠不足。

Imanjy の睡眠は人生の半分が理想とされています。

映画音楽。

映画の場面毎に切り取られた表情に合う音をつけるコトが要求されます。

そんな時に役に立つのが音楽理論のモードという考え方。

日本の感覚とアメリカの感覚の差を理論という物差しに置き換えて考えるコトが出来る。

ジャズやってる人なら一般的なのかもしれませんがそれ以外の人にはなかなかに馴染みが薄いかも知れません。

映画音楽にもモードって考え方があれば文化の違いを少しはわかりやすくするコトが出来るんですよ。

日本人の音の使い方とアメリカ人の音の使い方の違いがわかれば少しは可能性があるじゃない!?

そう言う意味ではモードって物差しみたいなもんです。

長さを表す時、アメリカではマイルって表しますし日本だとキロメートルで表します。

このどちらも単位が違うので同じ1でも長さは違います。

それと同じ様にモードも音の長さを表しますのでそれぞれの物差しに従って音を並べていくとそれらしい雰囲気が出来上がるんですよ。

日本の作曲家が使う物差しと海外の物差し。

違いが大きくあります。

これがお互いの国の音楽を表す一つの指標になるほどに。

ハリウッドの作曲家がよく使う音の物差し。

考え方を変えれば日本の曲よりもイメージが薄まる様な感覚かも知れません。

しかし何が凄いってそんな作り方してるのに迫力があるんです。

作曲や編曲する人から演奏する人、録音する人からミックスやマスタリングをする人まで一流が関わってるからなんでしょうね。

偏に曲って言っても演奏者だけではできませんし作曲者だけでもできません。

各分野の経験や感性、理論がうまく融合した時にこそ最高の音が出来るんです。

結果としての曲を聴いてるとあまりにも自然過ぎて普通に聴いてしまいますけどコレ重要。

自然過ぎて聞き逃してしまうところにこそ極意有り。

モードの考え方を知ってる人以外はあまり気にも止められないかも知れません。

どのモードを使ってどう言う旋律を作るのか。

感覚が無いならせめてこう言う道具に頼らないとどうしようもありません。

道具を使うコトで学べる面って必ずあるんですよ。

そしてそこから更に加えて作曲や編曲をしている発想が凄い!

どんどん使った方がイイ。

使うときはコードを付ける時の根音と旋律の関係がモードと重なります。

詳しくは書きませんけどこの意識の差が俗に言う海外の感覚の差に。

どうしても日本的になってしまうその感覚を助けてくれるのはこの方法も一理ある。

正直、モードって考え方はクラシックの古い時代から既にありますからね。

ジャズで使われたのはその後の話です。

映画音楽でモードって書き方しちゃうとまるで今までになかった考え方みたいに聞こえちゃいますけどそれは違います。

なのでクラシックにこの感性が生きているのは不思議なコトではありません。

しかしこのモードって言う物差し。

難しく考えなかったら物凄くわかりやすい目盛りがついてるんですよ。

でも音にその物差しを添えた瞬間に拒否反応を示す人が多いのもまた事実。

僕が授業でよく言うコト。

理論は感覚を助けてくれる。

でも決して答えを導いてくれるモノではないのです。

答えは自分の経験という感性でしか積み上げられません。

どんな物差しで物事を測るのか。

こればっかりはその人それぞれの物差しがありますからね!

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